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第138回 防災一口メモ (2017年12月)
情報提供:宮古島地方気象台

沿岸の海域では、これから春先にかけて 強風・高波に注意が必要です

 春先にかけてのこの時期、前線や低気圧の通過後は西高東低の冬型の気圧配置となり、大陸高気圧が張り出し強風、高波による海難事故が多くなります。注意報・警報、気象情報を活用して海難事故を防ぎましょう。

 表は、気象要因による冬季から春先(2012~2016年、11~4月、気象庁災害報告より)にかけての沖縄県内での海難事故の発生件数です。
 2012年~2016年の5 年間で、沖縄では冬から春先にかけては、海難事故が15 件発生しており、12月は7件と最も多くなっています。このうち、宮古島では、11月1件、12月3件、1月2件の計6件が発生、内、3名(行方不明含む)の方が犠牲となっています。
 宮古島地方気象台は、急な風の強まりや急な波の高まりが予想される場合、注意報・警報や情報を発表し注意を呼びかけています 。

気象要因による沖縄県内の海難事故件数(表)

なぜ冬季から春先の強風や高波が危険なのか

 図は、宮古島地方を低気圧や前線が通過する前日と通過後の天気図です。低気圧や前線の通過前は、南よりの風で海も比較的穏やかな状態ですが、通過後は北よりの風が急に強まり、波も急に高くなって海はしけます。その後も、強風が続き、2 日程度は「しけ」や「波の高い」状態が続きます。

天気図

注意報、警報、気象情報の活用

 強風や高波時には注意報、警報を発表します。また、予想で急激な風の強まりや波の高まりが顕著な場合、2 日程度前から、「強風(又は暴風)と高波に関する宮古島地方気象情報」も発表します。
 マリンレジャーや船舶など海での活動の際は、事前に気象台ホームページなどを使って、必ず気象情報の確認をお願いします。

注意報等発表情報のイメージ図

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お問い合わせ先

宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054

宮古島地方気象台ホームページ http://www.jma‐net.go.jp/miyako/このリンクは別ウィンドウで開きます

防災メモ