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第148回 防災一口メモ (2018年11月)
情報提供:宮古島地方気象台

冬季から春先にかけて、強風・高波 に注意が必要です

◇冬季から春先にかけて、海難事故が多く発生します

冬季から春先にかけて、低気圧や前線の通過後は、強風、高波による海難事故が多く発生します。過去には、遊泳や釣り、カヌーなどのマリンレジャー中に、高波にさらわれたり潮流に流されたりしています。また、船舶が遭難したり、浅瀬に乗り上げたりする事故もありました。 気象情報を活用して、海難事故に遭わないように、自分の身は自分で守りましょう。

◇低気圧や前線が通過する前後で、風や波が大きく変わります

冬季から春先にかけては、発達する低気圧や前線が周期的に沖縄近海を通過します。
低気圧や前線の通過前は、風は弱く、海も比較的穏やかです。しかし、通過時には風向は急変し、風速は急激に強まり、波は高まります。その後も、大陸の高気圧が張り出すため強い北風が吹き続け、2~3日程度しけや波の高い状態が続きます。
このため、低気圧や前線の通過後は、風の強まり、波の高まりに注意が必要です。

前線通過前後の下地島空港の風向風速

前線通過前と通過後の気圧配置

◇気象情報を活用しましょう

強風(暴風)や高波により災害が発生するおそれのあるときには、強風(暴風)や高波となる3~6時間前に注意報や警報を発表し、注意や警戒が必要な期間や風向・風速、波高についても示します。日々の天気予報でも、明後日までの風向・風速や波高を発表しています。特に危険な状況である大しけやそれに近いしけ、風や波の急激な強まりや高まりが予想される場合には、数日前から「強風(又は暴風)と高波に関する宮古島地方気象情報」を発表します。
マリンレジャーや船舶など海での活動の際は、必ず事前に注意報や警報、気象情報の確認をお願いします。また、テレビやラジオだけでなく、気象台ホームページなどを使って自ら情報を入手することも大切です。これらの情報を活用し、海難事故を防ぎましょう。

お問い合わせ先

宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054

防災メモ