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【集中連載】もっと知りたい!宮古島市の下水道について詳しく解説
第五回 今、下水道料金の改定が必要な理由
今回は、「今、下水道料金の改定が必要な理由」をテーマに、宮古島市の下水道事業の現状についてご紹介します。
全国の下水道事業
下水道事業は地続きになっている複数の事業体で一つの処理場に汚水を集約している場合があります(流域下水道)。そういった事業体は処理場の運営を複数の自治体等の出資、負担で行うことができるため、比較的安価に下水道事業を運営することができます。
しかし、宮古島市のように単独で下水処理場を運営している場合は、施設の整備を含めた下水道事業にかかるコストがどうしても高くなる傾向にあります。
宮古島市の現行料金はどのくらい?
令和4年度時点の宮古島市の下水道料金は20㎥使用水量あたり公共下水道が1,463円、農漁業集落排水が990円となっております。
全国の下水道事業と比較すると、公共下水道は1,174団体中1137位、農業集落排水は876団体中875位、漁業集落排水事業は165団体中164位です。令和7年度11月時点において、宮古島市の下水道料金は全国と比較して非常に安価となっております。
国が定めている目安
平成26年に総務省から出された通知では「下水道料金のみで運営にかかる費用のすべてをまかなうことができない自治体においては、20㎥使用水量あたりの下水道料金3,000円となるように経営努力をする」という基準が示されております。「下水道料金で経費をどれくらいまかなっているか」ということを示す「経費回収率」という指標がありますが、宮古島市のR4決算においてはそれぞれ公共下水道が69.95%、農業集落排水が24.89%、漁業集落排水は20.47%ち極端に低く、また同じような団体(類似団体)の平均を下回っております。
先に記載の通り、宮古島市の下水道料金は公共下水道においても20㎥使用水量あたり1,463円となっており、(農漁業集落排水においてはもっと低価)、国の基準の半分より低い金額となっております。
なぜ今料金改定が必要なのか
こうした低い料金基準は、短期的には市民にとって負担が少ない半面、将来に大きな課題を残します。これまでご紹介してきたとおり、下水道は暮らしの重要なインフラであり、宮古島の環境を継続的に守っていくためには、処理場や管路等の更新や維持管理が必要です。しかし、現行の下水道料金のみでは維持管理や更新にかかる費用を十分に確保することが難しくなっているため、下水道料金を改定し、下水道事業の運営を図っていく必要があります。
まとめ
現行の宮古島市の下水道料金は必要コストに対してこれまで低く設定されている状況が続いてきておりました。
ただ、現状のげ水道料金では将来の世代に自然豊かで暮らしやすい宮古島を残していくことが難しくなってきております。次の世代に負担を先送りにせずに、持続可能な形な宮古島にするために、下水道料金の改定は必要な取り組みです。
環境衛生局 下水道課
TEL.0980-75-5121





