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宮古島市都市宣言

宮古島市は、旧5市町村に属した都市宣言を引き継ぐため、平成19年7月に「宮古島市都市宣言選定委員会」を設置し、委員長答申および庁議決定を経て、平成19年9月定例議会において5つの都市宣言制定を報告したところです。
これらの都市宣言が、住みよいまちづくりに向けての目標として広く市民の皆様に受け入れられ、将来にわたって継承されていくことを願います。

核兵器廃絶平和都市宣言

世界の恒久平和は人類共通の願いであります。
これまで我が国は世界で唯一の核被爆国として、核保有国に対し核廃絶を強く求めてきました。しかしながら、いくつかの国では核軍備の拡大は依然として続いております。
また、局地的に頻発しているテロによる平和破壊が、後に想像を絶する核戦争への危険性を一層高めていることも確かです。
核兵器により失われていく地球上の生物・形ある物。戦争ほど、残酷で悲惨なものはありません。先の大戦において、多くの命が失われた過酷な体験を忘れることなく、平和の尊さを後世に伝えていかなければなりません。
宮古島市は、平和憲法の精神から非核三原則の完全実施を願い、すべての国の核兵器の全面廃絶と軍備縮小を強く訴え、人類の永遠の平和を希求し、ここに「核兵器廃絶平和都市」となることを宣言します。

2007（平成19）年8月28日　宮古島市

交通安全都市宣言

交通事故のない安全で安心な宮古島市の実現のため、私たちは、次の項目を守り、「交通安全都市」を宣言します。

一. 私たちは、交通ルールを守ります。

一. 私たちは、子どもや高齢者の通行の安全を守ります。

一. 私たちは、交通三悪（飲酒運転、速度違反、無免許運転）をしません、させません。

一. 私たちは、違法駐車をしません。

一. 私たちは、道路を美しく正しく使います。

2007（平成19）年8月28日　宮古島市

暴力追放都市宣言

暴力のない安全で安心な宮古島市の実現は、市民すべての願いであり、いかなる場合においても、身体・生命・財産を侵されることなく、平穏で幸福な生活を営む権利を有します。
しかし、私たちの周りには様々な暴力が潜んでいて、平穏な生活が脅かされる危険性があります。
私たちはすべての暴力行為を否定し、勇気ある態度をもって、暴力追放を強力に推進し、暴力のない安全で安心な宮古島市に向けて、暴力追放都市宣言をします。

2007（平成19）年8月28日　宮古島市

森林都市宣言

宮古島市は、地域環境を緑化することにより、市民の森林愛護の精神を培い、情操を豊かにすることによって憩いと安らぎを与え、平和で住みよいまちづくりに向けて、ここに「森林都市」を宣言します。

一. 緑豊かなか美(か)ぎ島(すま)みゃーくをめざします。

一. 防風林、防潮林を整備し、島を災害から守ります。

一. 造林で美しい景観を形成し、観光の振興を図ります。

一. 水源涵養林を造成し、地下水の保全を図ります。

一. 花木植栽による癒しの生活環境を創出します。

2007（平成19）年8月28日　宮古島市

ゆとり宣言

すべての市民が生活にゆとりをもち、充実した自由な時間とうるおいのある生活をおくることができるようにすることは、人間性豊かな社会の建設にとって極めて重要です。
また、市民の価値観の多様化、ライフスタイルの変化に伴い、物質的な豊かさより心の豊かさを求める傾向はますます高くなっております。
このことから宮古島市は、「時間的ゆとり」、「精神的ゆとり」、「経済的ゆとり」、「空間的ゆとり」の４つのゆとりを掲げ、島の豊かな自然環境と歴史・文化の中で育み、島に住む人、訪れる人がゆとりをもち、ゆったりと過ごすことのできる環境づくりを目指すことをここに宣言します。

2007（平成19）年8月28日　宮古島市

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