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第68回 防災一口メモ (2012年1月)
情報提供:宮古島地方気象台

津波の高さと遡上高

津波警報や津波注意報が発表された時は、より高い場所への避難がもっとも重要

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の発生から早くも10カ月が経過しようとしています。この地震はマグニチュード9.0という観測史上世界歴代4位の規模でした。
地震に伴う津波により甚大な被害が発生したことは、深く記憶に留めなければなりません。
大切な命を守るための備えとして、今回は「津波の高さと遡上高」について解説します。

津波の高さを表す用語に、「津波の高さ」、「遡上高」があります。

「津波の高さ」、「遡上高」は、ともに津波がなかった場合の通常の海面の高さ(下図参照)を基準にしています。

「津波の高さ」とは海岸に達した津波の高さで、検潮所などの観測施設で観測します。
気象庁が津波予報で予想する津波の高さは、この「津波の高さ」です。
(狭まった湾の奥や岬の先端等では地形の影響により、「津波の高さ」は更に高くなります。)

「遡上高」とは海岸から進入してきた津波が、陸上を這(は)い上がった最高地点の高さのことで、「遡上高」は漂流物などの痕跡から確認することができます。

一般に「遡上高」は「津波の高さ」の約2~4倍程度高くなることが過去の調査から分かっています。津波警報や津波注意報が発表された時は、「津波の高さ」だけでなく「遡上高」も考慮して、より高い場所への避難がもっとも重要です。

津波の高さと遡上高

(注)図中の「浸水高」は陸上での津波の高さで、建物の水跡や付着したゴミの痕跡から確認できます。

お問い合わせ先

宮古島地方気象台 防災業務課
電話:0980-72-3054

防災メモ