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第140回 防災一口メモ (2018年2月)
情報提供:宮古島地方気象台
ニングァチ・カジマーイ
~春先にかけて、風の急変・強風や高波に注意が必要です~
冬から春先(旧暦の2月)は、「冬型の気圧配置」は長く続かず、時には蒸し暑く、時には寒の入りで肌寒いなど、天気や気温は数日の周期で変わります。また、東シナ海低気圧が急速に発達しながら通過する日もあり、穏やかな南風から強い北風に急変し(ニングァチ・カジマーイ)、急な高波で海難事故も発生します。
上の図は、前線が宮古島地方を通過前と通過後の天気図と、同時間帯の風の変化(下地島)です。はじめ風向は南風(矢羽根)から、前線通過後は北に変わり、およそ23メートルの暴風並みの風が吹いたことが分かります。
警報・注意報、気象情報の活用
強風や高波が予想される場合には、気象台は注意報(又は警報)を発表します。
また、急激な風の強まりや波の高まりが予想される場合、2日程度前から「高波と強風(又は暴風)に関する宮古島地方気象情報」も発表しています。
※気象庁HPの表示例、今後予想される風向風速や波の高さを確認できます。
海に出る前には、気象台HPで必ず気象情報を確認して、身の安全を守りましょう。
