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第2回 防災一口メモ 
情報提供:宮古島地方気象台

梅雨です。大雨災害に注意しよう!

大雨災害に注意しよう

沖縄地方では、5月8日頃に平年の梅雨入りを迎え、6月23日頃まで40日以上梅雨の期間となります。この期間が二十四節気の「小満」と「芒種」にあたることから、沖縄では梅雨の時期を「スーマンボースー」(地方によって呼び方が若干違います)と呼んでいます。

梅雨前線は、乾いた空気を持つ大陸側の移動性高気圧と、湿った空気を持つ太平洋高気圧の境目に位置します。ふたつの高気圧が押し合いながら、梅雨前線を北に押し上げたり、南へ下げたり、あるいは停滞させたりします。南からの湿った暖かい空気は、太平洋高気圧の縁辺に沿って梅雨前線に流れこみ、大量の水蒸気を補給しながら梅雨前線を活発化させ大雨を降らせることもあります。

梅雨期には大雨による災害が多く発生します。過去の事例として、宮古島では平成8年5月後半から連日雷を伴った激しい雨が降り続き、5月31日には平良市で最大1時間降水量95.5ミリの恐怖を感ずるような猛烈な雨となりました。このため、各地で浸水被害が多発しました。

2005年5月2日 沖縄地方が梅雨入りした日の天気図

気象台は、大雨により重大な災害が予想される場合に「大雨警報」を発表して厳重な警戒を呼びかけます。また、土砂災害発生の危険度が高まった場合には、気象台と沖縄県が共同で「土砂災害警戒情報」を発表します。これらの防災気象情報は、防災行政無線やテレビやラジオで放送されます。大雨による災害が「まさか?自分のところに・・・」とならないように日頃から家の回りを点検して災害に備えるとともに、気象台が発表する最新の防災気象情報を利用しましょう。

お問い合わせ先

宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054

防災メモ