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第6回 防災一口メモ 
情報提供:宮古島地方気象台

雷の被害

雷の被害

昔から、怖い物ものの代名詞として「地震、雷、火事、親父」があります。今回は、そのうちの一つである「雷」について取り上げます。
気象庁の調査では、落雷による施設損壊などの被害は、推計で年間約600億円を超すと
いわれています。雷は、たいてい高いもの、尖ったものに落ちると言われていますが、そういうものがない場合にはどこにでも落ちます。住宅の近くに落ちればパソコン等の電化製品等に被害を与えます。(宮古島でも過去に被害が発生していますよ!) もちろん、人体に落雷すると、死亡するケースもあります。
2006年1月~8月までに全国で発生した落雷害は、51件報告されています。そのうち、夏場(7、8月)の被害は25件で、約半数を占めています。夏場の大半は、熱雷と呼ばれる雷によるものです。
宮古島でも、今年の8月には6回の雷観測をしましたが、幸いにも被害は小規模の停電程度で済みました。気象台では落雷の恐れがある場合には「雷注意報」を発表して、落雷や突風に対して注意喚起をしています。雷鳴が聞こえたら正しい知識により対処し、自分で自分の身を守りましょう。

ところで、
長靴やゴム、プラスチックなどには落雷しないと思っていませんか?
たとえば、プラスチック製の柄の傘をしている場合でも落雷する可能性があります。雷はなんにでも落雷します。特に、高い樹木や高く突き出た尖った物には落雷しやすいので、木の下での雨宿りなどはたいへん危険です。夏場の磯釣りにも気をつけましょう。「ゴロ」、ときたら建物の中や車の中に避難し(建物や車の中は安全)、雷が通りすぎるのを待つとよいでしょう。

宮古島の雷日数と落雷被害

木の下の雨宿りは危険です

お問い合わせ先

宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054

防災メモ