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宮古島市都市交通マスタープラン
宮古島市都市交通マスタープランの概要
宮古島市都市交通マスタープラン(以下、「本計画」という。)は、都市交通施策を進めるための基本方針を整理した上で、交通施設整備などのハード対策と路線バスなどの交通手段・交通行動のソフト対策を合わせた総合的な都市交通体系を立案するものです。さらに、広域的で長期的な視点から実現に向けての道筋を明らかにしていくことを目的としております。
本計画の策定にあたっては、市民アンケートや事業者アンケート、パブリックコメント、計3回にわたる宮古島市総合都市交通検討委員会での意見を取りまとめ、策定しました。
都市交通マスタープランの位置づけ
本計画は、宮古島市総合計画、宮古島市都市計画マスタープランなどの上位計画や宮古都市計画区域マスタープラン、沖縄県総合交通体系基本計画、地域公共交通計画との整合を図りながら、本市の将来像を実現するため、交通体系整備に関する基本的な方針を示すものです。
目標年次
『宮古島市都市計画マスタープラン』の計画目標年次と整合させるものとして、おおむね20年後の令和22年度の都市の姿を展望したうえで、10年間における都市交通施策の指針を定めることとし、令和12年度を目標年次とします。
基本方針・評価指標
【基本方針①】 市民や観光客の移動を支える効果的な道路交通ネットワークの実現
人やモノの交流・連携を促進し、都市の活力を生み出していくため、市街地と地域間の連携強化や地域活性化を促進するとともに、宮古空港周辺の商業施設、大規模なリゾート開発などのプロジェクトや国際クルーズ拠点の形成による観光需要の増加に対応し、交通渋滞を効果的に解消するため、効果的な幹線道路ネットワークの形成を目指します。
評価指標 |
現状値 |
目標値 | |
① 道路改良率 |
65.4% (令和2年) |
➔ |
65.6% (令和12年) |
【基本方針②】 交流と賑わい創出を支え、誰もが使いやすい公共交通ネットワークの実現
日常生活に欠かせない路線バスの機能強化や、地域特性に応じた多様な地域交通手段の導入検討により、利便性と効率性が両立し、拠点間を連絡する公共交通ネットワークの強化を図ります。
評価指標 | 目標値 | 目標値 | |
② 市内路線バスの 利用実績(人) |
144千人 (令和3年) |
➔ |
162千人 (令和12年) |
【基本方針③】 中心市街地及び周辺の回遊性と賑わい向上を支援する交通環境の実現
宮古空港~中心市街地~平良港間は、市民や観光客などが集中する地域のため、公共交通ネットワークの構築や幹線道路の整備、安全・安心な歩行者・自転車環境の整備などにより、活力・魅力を支え、誰もが安全・安心に回遊しやすい交通環境の整備を目指します。
評価指標 | 現状値 | 目標値 | |
③ 利便性向上に資する 新たなバス路線の設置 |
0路線 (令和2年) |
➔ |
1路線 (令和12年) |
【基本方針④】 環境負荷低減(エコアイランド)や交通事故が起きにくい交通環境の実現
過度な自動車利用の生活を見直し、公共交通や自転車等の環境負荷の小さい移動手段の利用促進に向けて、交通施設の整備や意識啓発活動を推進します。さらに、高齢者や障がい者、子どもなど誰もが安全に移動できるよう、歩行者・自転車ネットワークの充実や、交通マナーの啓発による交通安全に関する意識の醸成により、交通事故が起きにくい環境づくりの実現を目指します。
評価指標 | 現状値 | 目標値 | |
④-1 公共交通(路線バス・タクシー) の利用頻度(月に2〜3日程度以上) |
10.5% (令和2年) |
➔ |
42% (令和12年) |
④-2 交通事故数 |
70件 (令和2年) |
➔ |
0件 (令和12年) |
宮古島市都市交通マスタープラン
第1章 都市交通マスタープランの概要.pdf(1741KB)
1 策定の背景と目的
2 都市交通マスタープランの位置づけ
3 計画の目標年次
4 計画の対象区域
第2章 本市の現状
1 地域特性の整理 2 都市交通の現況.pdf(6298KB)
3 上位・関連計画 4 本市を取り巻く社会動向の把握.pdf(4143KB)
5 実態調査の結果(概要).pdf(3054KB)
6 将来交通需要の展望 7 問題・課題の整理.pdf(3608KB)
第4章 都市交通体系における主な施策・取組.pdf(5192KB)
マスタープラン策定に係る各種手続き
宮古島市役所 建設部 都市計画課 都市企画係
電話:0980-73-4585 FAX:0980-73-1081