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宮古島市の入札制度について
1.はじめに
昨今の報道により、市民の皆様にご心配やご不安を抱かれていることを、市として重く受け止めております。 本日は報道で取り上げられている内容に関連する制度の仕組みについて、一般論としてご説明申し上げます。
2.指名競争入札とは
指名競争入札は、資格要件や施工実績、技術力を有する事業者の中から、市が複数の事業者を指名し、入札を行うことで競争性を確保し、契約相手方を決定する方式です。
3.一般競争入札とは
一般競争入札は、公告により広く参加を募り、資格要件を満たす事業者が自由に参加できる方式です。多数の事業者が参加することで、価格面・技術面の競争が働き、公平性・公正性・透明性の高い入札が確保されます。
4.市が作成する最低制限基準価格について
最低制限価格は、過度な低価格入札による品質低下を防ぐために設定される仕組みです。市は設計書等に基づき工事費を算出し所定の掛け率を掛け、最低制限基準価格を算出します。
5.事業者が作成する入札額について
事業者は市が入札公告等を行う際に提示する図面、数量、仕様、施工条件などをもとに、工事に必要な費用を積み上げて入札額を算出します。同じ設計書・条件に基づいて積算するため、複数の事業者が算出した入札額は市が算出する最低制限基準価格と近い水準となるよう精査されるのが一般的であると考えられます。
6.最低制限価格と落札額が一致することについて(一般論)
最低制限価格は、最低制限基準価格に対し、開札時に「抽選」で決まる係数、1.000~1.009を掛けて算出されます。それに対し、最低制限価格を下回る金額で入札を行った場合、その事業者は失格となります。
次に、係数の決め方です。
係数は、最初に入札した者と最後に入札した者の「確定くじ番号」を合算し、その合計の下1桁を係数番号としています。
「確定くじ番号」とは「くじ番号+ミリ秒」で算出した数字のことです。
①くじ番号:事業者が応札時に登録した任意の3桁の数字(例えば「123」)
②ミリ秒 :応札した時間の1,000分の1秒単位の下3桁の数字(例えば「624」)
係数は、「最初に入札した者の①と②を足した「確定くじ番号」」と、「最後に入札した者の①と②を足した「確定くじ番号」」を合算し、その合計の下1桁を係数番号としています。
入札参加事業者は各々の会社から都合の良い時間にシステムを利用して応札しますので、どの会社が入札に参加し、何時何分何秒1,000分の1秒に応札するかについては、開札するまで誰にもわからない方式となっております。
●一致が起こることについて
最低制限価格と落札額が一致するためには、2つの条件があります。
1.事業者が算出した入札額と市が作成した最低制限基準価格が一致すること
2.開札時に抽選される係数と事業者が予測した係数が一致すること
これらの条件が重なった場合、最低制限価格と落札額が一致する場合が制度上起こりえるものと考えます。
7.捜査中の説明の範囲について
現在、関係機関において捜査が進められており、事実関係の解明が行われている段階です。
市としては、捜査に全面的に協力し、事実関係が明らかになった段階で、必要な対応を適切に進めてまいります。ご理解いただいますようよろしくお願い申し上げます。
総務部 契約検査課
電話:0980-72-1044 FAX:0980-79-7820





