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つつが虫病について
つつが虫病とは
病原体(リケッチア)を保有するダニ(ツツガムシ)に刺された時に感染する病気です。
※すべてのツツガムシが病原体を有しているわけではありません。
ツツガムシはダニの一種で非常に小さいため、吸着しても見逃してしまいます。
また、刺されても刺し口に蚊やノミのようなかゆみや痛みを生じません。
※人から人へ感染することはありません。
症状
刺されてから5日から14日程度経過した後、発熱(38℃以上)、発疹、刺し口、リンパ節腫脹等が出ます。
刺されやすい部位
脇の下や太もも、腰の比較的皮膚の柔らかい部位を刺されることが多いようです。
発生状況
沖縄県内では、平成20年度に沖縄県初のつつが虫病が報告されて以来、これまでに47件の報告がありますが、うち45件が宮古管内由来となっています。令和5年度では、宮古管内由来による3件の発生報告がありました。つつが虫病は、4月から12月にかけて発生し、刺された場所は、畑や草地(海岸含む)と想定されています。
治療
早期につつが虫病を疑い、適切な抗生物質を投与することが極めて重要です。
第一選択薬はテトラサイクリン系の抗菌薬であり、使用できない場合はクロラムフェニコールを用います。
予防方法
予防に有効なワクチンはなく、ツツガムシの吸着を防ぐことが最も重要です。
・畑や草むらに入る時は、ツツガムシに刺されないように、長袖長ズボン、手袋、長靴などを着用し、肌の露出を少なくする。
・畑や草むらに入った後は、必ず入浴する。衣服もすぐに洗濯する。
・作業中に脱いだ上着・タオル・帽子等を草むらの上に放置しない。
・地面に寝転んだり、座る込んだりする時は、敷物を使用する。
〇予防啓発リーフレット
つつが虫病に注意しよう!(8018KB)
〇沖縄県宮古保健所ホームページ
市民生活部 健康増進課 医療予防支援係
電話:0980-73-1978
